消防司令業務の広域化について

埼玉県の消防広域化推進計画(平成31年1月改定、計画期限は令和6年4月1日)は、県内市町村を7ブロックに分け市町村ごとの消防業務を共同で実施する広域化を推進するとしています。

すでに3地域で広域化が実現しており、36あった消防本部は27になっています。三郷市も図に示されているように第6ブロック(越谷・春日部・三郷・吉川松伏・草加八潮)の消防局を統合し、消防指令業務の広域化を検討することとしています。

これは国からの広域化政策を受けた形で県が計画を策定したものですが、支援体制の連携強化・人員体制の効率化。司令システム施設の維持管理費の効率化(コスト抑制)などメリットがあるとしています。

三郷市の消防署(市内3ヶ所)は既存のまま出動体制に変わりはありませんが、司令部が越谷市に移動となれば市民生活に何らかの影響が出ないのか注視する必要があります。

119番を受けて対応する職員、画面には通報者のおおよその位置が確認できる。消防車の稼働状況も一目瞭然!!「高機能消防通信システム」です。指令業務の広域化計画の説明を受けて見学させていただきました。