江戸川水防事務組合の視察に参加

江戸川水防事務組合は、昭和39年に江戸川右岸の水防に関する事務を共同処理するために設置されました。3市1町(春日部市・松伏町・吉川市・三郷市)の議員・行政職員などで構成され県知事から指定された団体です。

現在の執行機関は三郷市長が管理者であり、事務所も三郷市に設置されています。管内の水防団員は843人(R5年4月1日現在)

11月14日〜15日の視察 観光バスによる移動、参加者は26人(女性議員は私1人)

①天竜総合学習館かわらんべ

天竜川の中州に貯まる花崗岩はコンクリの資源として活用。流下機能を維持します。天竜川の中州は花崗岩が堆積し、これを掘削することで流下機能を維持します。なお花崗岩はコンクリなどの資源として活用されているそうです。かわらんべは職員が4人体制ですから、地元の住民によるボランティア活動に支えられ、様々な企画を実施しています。

②信玄堤

信玄堤(甲府盆地を守ってきた)は武田信玄が氾濫を繰り返す釜無川の治水対策を約20年の歳月をかけて完成させたもの。造られてから400年以上もの間、修復されながらも機能を十分に果たしています。釜無川に貯まる土砂は花崗岩以外のものもあり再利用は難しいとの事。聖牛は(堤防を保護するための石)造設にあたっては重労働で危険な作業だった。(2016年10月に皇太子殿下も視察している)