日本共産党茨城県南部地区委員会は29日、山添拓参議院議員・党政策委員長を迎え、総選挙と、つくば市議選(10月27日投票)での3議席奪還をめざす演説会を開きました。山添氏は、「新自民党総裁が決まり政治は変わるのか」と問いかけ。平和の問題で石破新総裁が「アジアのNATO化」「核保有」をあげていることに言及し、「航空自衛隊百里基地ではすでに核兵器搭載可能な米軍のB52爆撃機やNATO加盟諸国と共同訓練を繰り返すなど、戦争準備がすすめられている」と告発しました。
高橋誠一郎比例予定候補(茨城1区重複)は、東海第2原発の運転差し止め判決を出した2021年の水戸地裁を「しんぶん赤旗」記者として取材した当時を振り返り、「日本共産党への内部告発で東海第2原発の防潮堤工事欠陥を突き止め、いま工事を止めています。日本共産党の躍進で原発ゼロの日本を」と力説。茨城6区の間宮みち子予定候補は「28年間、教員として働いてきた。もっと教育にお金をかけて学校給食費は即時無償化に」と訴えました。
市議予定候補の3氏が決意を表明。橋本けい子市議は「市民との運動で、補聴器購入補助や幼稚園の3歳児保育、旧茎崎町の保健センターの存続など実現した。3議席奪還で議案提案権を」と、山中まゆみ市議は「1学年12クラスの大規模校も。遠足が学年で3回もおこなわれ教師は疲弊している。安心して学べる学校に」と、新人の佐藤せつ子予定候補は「41年間保育士として働いてきた。議員の報酬を年間220万円も引き上げる一方で水道料金を3割も値上げする、つくば市政を切り替えた い」と訴えました。(「しんぶん赤旗」10/1付より転載)