プロフィール
- 藤原たけき
- 北海道大樹町生まれ。
行政書士試験合格。
高等学校教諭Ⅰ種免許(公民科)取得。
趣味は、サイクリング、少林寺拳法(初段)。
早稲田鶴巻町在住。
活動地域
新小川町、下宮比町、津久戸町、筑土八幡町、白銀町、東五軒町、西五軒町、水道町、改代町、築地町、赤城元町、赤城下町、矢来町、中里町、天神町、榎町、東榎町、南榎町、山吹町、早稲田鶴巻町、早稲田町、早稲田南町、弁天町、都営早稲田アパート、戸塚町1丁目、市谷田町1~3丁目、市谷本村町、市谷砂土原町1~3丁目、市谷左内町、市谷加賀町1・2丁目、市谷甲良町、市谷船河原町、市谷長延寺町、市谷鷹匠町、市谷山伏町、市谷八幡町、神楽坂1~6丁目、細工町、二十騎町、揚場町、袋町、払方町、南町、北町、納戸町、南山伏町、北山伏町、若宮町、岩戸町、中町、箪笥町、横寺町、神楽河岸
議員実績
この4年みなさんの声を区政に届けてきました
2023年4月18歳までの医療費無料化ついに実現
4年前、街頭演説中に女性から、「高校生の子どもが家計が苦しいのを察して、咳をゲホゲホしていても『大丈夫だから』と医者に行かない。気をつかわせているのがつらい」という話を聞きました。当時、医療費無料化は中学生まで。なんとかしたいと思い、18歳までの医療費無料化を区議選の公約に掲げました。
区議会初質問で要求
区議になって2019年6月の初質問で、このお母さんの声を紹介し、経済的理由で受診を控える高校生がいるという都の調査やすでに実施している区があることを示し、実現を求めました(写真)。しかし区は、「考えていない」と答えました。
2条例提案で実行迫る
2021年6月の区議会で、日本共産党は18歳までの医療費無料化条例を提案。私が代表して提案説明しました。自民、公明などの反対で否決されましたが、その後、他党も政策に掲げるようになりました。
都の動きをとらえて、「所得制限・自己負担なし」を求め、実現へ
2022年1月、都が子どもの医療費無償化の対象年齢を18歳まで拡大することについて、
2023年度から所得制限と一部自己負担ありで実施する方針を示しました。この動きをとらえて、3月の区議会で「所得制限・自己負担なしで実施すること」を求めました。これに対し区は、「所得制限・自己負担なしで進める」と答弁。ついに実現することになりました。
新宿スポーツセンターの管理運営条例違反の委託ストップ!
2020年12月、新宿スポーツセンター(写真)の管理者をコナミスポーツなどで構成するグループに指定する議案が区議会に提案されました。しかし、同社は「名ばかり管理職」の残業代不払いで東京高裁で違法判決を受けた有名なブラック企業です。
すぐに担当課に、「違法判決を受けた会社は指定管理者に選べないはず。条例違反だ」と指摘しました。区は慌てて調べ直し、そのとおりだったため、議案を撤回しました。新宿区政史上前代未聞のことです。
区議会で経緯の説明を求めたところ、担当部長は「藤原議員から問い合わせをいただいて裁判例を確認し、会社の担当部長、執行役員を呼んで事情聴取をおこない、議案を取り下げた」旨答弁しました。他党の議員からも、「藤原議員が大活躍した」と評されました。
未就学児の国保料が半額に
国民健康保険は、子どもを含む加入者全員に均等割保険料がかかります。しかも、新宿区の国保料は20年連続値上げ。日本共産党はくり返し軽減策を提案。2022年3月の区議会では、第3子以降の子どもの均等割を無料にする条例を提案し、代表して提案説明しました。
全国知事会などの要望もあり、2022年度から未就学児の均等割が半額になりました。さらに18歳まで半額にするよう、がんばります。
学童クラブ、特養ホーム増設
2019年区議選で「保育離職・介護離職ゼロ」を公約に掲げ、鶴巻小学校内に学童クラブ、市谷薬王寺町に特養ホームが実現しました。
学童クラブが設置された鶴巻小学校
コロナピンチの人をさらにピンチに
ネットカフェ利用者の“ホテル追い出し"で区長が謝罪
コロナ第一波の際、住居を失ったネットカフェ利用者に都と区がビジネスホテルを提供しました。都が期間延長を決めたにもかかわらず、新宿区は利用者に知らせず、98人がホテルから追い出されました。支援団体が抗議し、マスコミも批判。直後の区議会で、「問題の本質は、区が意図的に虚偽の告知をしたことだ」と追及すると、区長は「利用者に寄り添った対応ができていなかったことを率直におわびしたところ」と答弁。毎日新聞は、「藤原健樹氏(共産)への答弁」と紹介して、「この問題について区長が公の場で発言するのは初めて」と報道しました。
お約束
これから実現したいこと 次の4年は、これをやりたい!
●小中学校の給食無償化
●学童クラブ増設
●国保料…均等割1人1万円引き下げ、18歳以下は半額に
●介護保険料・利用料の負担軽減
●中小企業に電気代・ガス代助成
●印刷・製本・染色など地場産業の振興
●区に労働相談窓口設置
●区が発注する事業を時給1500円に
●ヘイトスピーチ対策、公園の利用規制撤廃
若者応援…公営住宅への入居、家賃助成の復活、奨学金返還支援
日本の学費は世界でも異常な高さ。学生の半数以上が奨学金を借り、勉学の傍らアルバイトに励み、コロナ禍で減収など、いっそう深刻です。
2022年9月の区議会で、①公営住宅への入居、若者向け家賃助成の復活、②給付制奨学金、奨学金返還支援などを求めました(写真)。区は、公営住宅の入居については、先行する都の状況を注視すると答弁。その他は拒否しましたが、実現めざしてひき続きがんばります。
コミュニティバス等新しい地域公共交通実現へ全力!
「牛込地域は坂が多くて大変」「病院などを巡回するコミュニティバスがほしい」など、切実な声が寄せられています。区議になる前からも区議になってからも、実現めざして取り組んでいます。
区議会で高齢者・障がい者の移動の大変さを訴えて
2020年9月の区議会では、「新宿区に交通不便地域はない」と言う区に対して、高齢者や障がい者にとっては少しの距離の移動が困難、さらに新宿区は坂道が多くていっそう大変だと訴えました。
区は、「移動が困難な方への支援は課題であると認識している」と答えました。しかし、「坂道が多いという理由で特定の地域にバスなどを運行するのは、公平性・客観性の観点から課題がある」などと言って、コミュニティバス運行に消極的です。
すでに23区中21区(試験運行を含む)がコミュニティバスを運行しています。なんとしても実現したいと思います。
新宿の緑を守り、増やします
新宿区では定期的に「みどりの実態調査」を行っており、近年、屋上緑化などで緑の面積はわずかに増えています。しかし、道路工事による街路樹の伐採などで樹木の本数も樹林面積も減り、緑の質は低下しています。
神宮外苑の樹木伐採を中止させ、樹木保全策の充実や大規模建設時の緑化面積を増やすなど、緑を守り増やす取り組みをすすめます。
区民に寄り添う区政の実現のために生活相談600件
くらし、働き方、子育て、介護、町の環境など、たくさんのご相談をお受けします。切羽使って電話してくる方も少なくありません。ていねいにお話を聞いて、解決の方向を一緒に考えることや、調査して資料を作成し、行政などに働きかけることを大事にしています。
再出発できて、本当に助かりました
家族ともに体調不良や怪我で事業を続けられなくなり、藤原さんに相談。「一緒に頑張りましょう」と励ましてくれ、廃業手続と生活保護の申請をして一息つくことができました。その後は再就職の相談にも乗ってもらい、生活保護からも卒業できました。「自殺するしか…」と悩んでいた家族も施設に入ることができて、本当に助かりました。榎町・Aさん
大規模工事の騒音・粉じん対策で、すぐ動いてくれた
自宅近くの大規模な建設工事が始まりましたが、騒音・粉じん対策を明らかにせず強引に進めようとしました。藤原さんは建築士や弁護士と連携し、業者の提出した資料を調査して問題点を確認。区や都の担当課に相談してくれました。その後、業者の態度が一変。騒音計の設置や粉じん対策も行われました。行政にも法律にも強い藤原さんには、頑張ってほしい。
市谷加賀町・ B さん
歩行者用信号の延長、バリアフリー化など頑張る藤原さん
「江戸川橋通りと早大通りの交差点は高齢者が渡り切れないので歩行者用信号の時間を長くできないか」と藤原さんに相談しました。住民から聞き取りして資料にまとめ、警察などに粘り強く要請してくれました。藤原さんは、歩道タイルのひび割れやスリップの対策など、地域のバリアフリー化も一生懸命やってくれます。
山吹町・C さん
障がい者がくらしやすい街が、高齢者や子どもにとってもくらしやすい街バリアフリーすすめる
駅にエレベーターエスカレーター
区議になる前から、地域のみなさんと一緒に、東京メトロや国土交通省へくり返し要請してきました。
2016 年に江戸川橋駅にエレベーター、 19 年に神楽坂駅神楽坂口にエスカレーターとエレベーター、早稲田駅の中野方面ホームにもエレベーターが実現しました。
神楽坂駅矢来口にも設置できるよう、ひき続きがんばります。
歩道に点字ブロック
区議になる前、目が不自由な方 から「大江戸線と西武線の中井駅間に点字ブロックがあれば…」と聞き、区に確認したら、「道が狭くて付けられない」と言われました。そこで、杉並と秋津へ現地調査に行き、「狭い道用の点字ブロック」があることがわかり、共産党区議団に取り上げてもらい、設置が実現しました。
当選後、さらに都に要請。2020年1月、中井駅と落合駅の間にも点字ブロックが設置されました。
今後も、最寄りの駅やバス停から公共施設まで周辺の歩道に点字ブロックや休憩用のベンチが設置されるよう、取り組みます。
藤原たけきの原点
①失明した妹の手を引いてバリアフリーへの強い思い
藤原さんの妹は、がんで視力を失い、18歳で亡くなりました。生前に、白い杖をついて懸命に歩む妹の手を引いた時、「道路はこんなに歩きにくく、危険なものだ」と知りました。「障がい者がくらしやすい街が、高齢者や子どもにとってもくらしやすい街」と話します。
②祖母の思いを胸に、 憲法9条を守る
藤原さんの祖母は戦時中、写真館で撮影を手伝っていました。戦死者の階級章の星や勲章を筆で修正した遺影を遺族に渡すこともあり、「『星の数なんか増えなくても、生きて帰ってほしかった』と言われ、本当につらかった」と話していました。
「戦争は絶対にくり返してはいけない」とう祖母の思いを胸に、新宿ピースウォークなど、9条改憲を許さない運動に積極的に取り組んでいます。
戦争の理不尽さを教えてくれた祖母と
③「人間らしく働き、安心してくらせる社会を」と日本共産党に入党
就職氷河期に大学を卒業した藤原さん。7年間非正規で働きながら勉強して行政書士の資格を取得。正社員として就職しました。しかし、経営者の交代をきっかけにパワハラが始まり、ある日突然、解雇。労働組合のみなさんに支えられ、不当解雇撤回を求めて団体交渉を重ね、ついに勝利。
その後、支えてくれた仲間から、日本共産党への入党をすすめられました。「人間らしく働き、安心してくらせる社会をつくらなければ、同じ苦しみを味わう人が後を絶たない。社会を変えたい」と入党しました。
労働組合で、不当解雇撤回のたたかいを報告する藤原さん
④原発裁判、そして福島とともに
藤原さんは、法律事務所で原発事故の裁判に関わりました。中央省庁や図書館などを1カ月以上訪ね歩き、国が事故の14年も前に作成した巨大津波に関する資料を探し出したことも。「生業を返せ!」福島原発訴訟弁護団の久保木亮介弁護士は、「この資料は、国・東電が津波対策を怠ってきたことを示す重要な証拠に。彼のねばり強い調査能力と奮闘が1審での勝訴の力となりました」と語ります。
「国と東電が故郷や生活も奪ったことは許せない」と藤原さん。牛込地域のみなさんさんと公園などの放射線量測定をおこなったり、毎年、福島の現地に行って現状を聞くフィールドワークに参加しています。
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藤原たけき事務所
〒 162-0801 東京都新宿区山吹町311番地 榎本荘1階
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