先日、日本共産党新宿くらし生活相談室長の藤原たけきさんに、最近の介護保険の認定の厳しい現実を話しました。
74歳男性のYさんの代理で介護保険新規認定申請に、包括センター(高齢者総合相談センター)に出向き、「Yさんは一人暮しで、病気で歩けなくなり入院してリハビリをしてもらい退院したが、一人でなかなか買い物に行かれない。近くに住む友人が交代で買い物をしてくれ生活ができている。介護保険でヘルパーさんを利用したい。調理をしてほしい。」と職員にYさんの望みを伝えたところ、「調理は介護保険では贅沢。宅配弁当の利用を勧める。」と職員に言われ、その言葉に目が点になり次の言葉が出なかった。
申請後、Yさんは要介護1の有効期間半年の認定結果がでて、ヘルパーさんに調理をしてもらうことができました。半年がたち、2回目の認定調査結果は要支援2になり包括センター(高齢者総合相談センター)が担当になり、私は委託ケアマネになりました。その担当者会議の時に「歩ければ要支援」との職員の発言があり、心の中で歩ければ要支援かとつぶやき驚きました。